差別化に必要なストーリー

「動画コンテンツ」は現在、身の回りに溶け込んでおり「飽和状態」です。単に商品・サービスの特徴や、性能を一方的に訴求するだけでは、他社との差別化はできません。

そこで、今回は動画コンテンツを差別化するために必須である「ストーリー性」に注目して解説していきます。

1 モノではなく「コト」にフォーカスする

「コト」とは商品・サービスを通じて消費者に提供できる「体験価値」のことです。

動画制作において、自社の商品・サービスを購入してもらうことで具体的にどのような価値を提供できるのかを「ストーリー」として見せることが大切になります。

消費者の視点で商品の訴求ができ、購入の擬似体験もさせることができます。

加えて「コト」は「モノ」のように消費はされません。見た人の心に残りやすく、商品・サービスの認知度向上にもつながります。自社独自の、魅力をストーリーに集約することで、他者との競争で優位に立つことも可能になります。

2 動画制作の枠組み

全てのストーリーには「起・承・転・結」があります。それが深ければ深いほど、視聴者の心を動かすことができます。

そのために必要な動画制作の枠組みである「4P+AD」についてご紹介します。

・Prot⇨あなたが伝えようとしているストーリーはなんですか?
・Purpose⇨このストーリーを伝えたい理由は?これを見た人に何をして欲しいですか?
・People⇨このストーリーに登場する人は誰?これを見た人にどのように関係しますか?
・Place⇨どこで撮影していますか?この場所はストーリーにどのような影響を与えますか?
・Audience⇨このストーリーの対象となる視聴者は誰ですか?(既存・新規・従業員)
・Distribution⇨この動画はどこで公開され、シェアされますか?(SNS・ブログ・HP・LP)

きちんとプロセスを整えることで、撮影に必要なものを見極めることができます。


また、フレームワークを使ってストーリーを作る労力と時間を節約できます。

↑よかったらフレームワークをお役立てください。

まとめ

動画コンテンツが溢れる時代に、いかに自社の商品・サービスを消費者に訴求するか

モノではなくコトにフォーカスを当てることで、消費者に購入の擬似体験をさせるだけでなく、心に残るストーリーを作ることで商品・サービスの認知度アップにもつながります。