ADHDの人にも知って欲しい瞑想の実質的な効果
ここ数年、瞑想が注目されています。
スティーブジョブズ氏が日本へ禅を習いにきていたのは有名な話ですが、アップルやグーグル、ヤフー、インテル等大企業をはじめ名だたる会社で※マインドフルネス瞑想が研修などに取り入れています。

発達障害は扁桃体や海馬の容量が少なかったり未発達であることは知られていますが、
ハーバード大学医学部等が実施した研究の結果によると瞑想を続けると「脳の左海馬の体積が5%増えた」という報告があります。
また怒りや恐怖、不安を司る扁桃体が縮小されることも確認されています。
瞑想を続けることで脳が変わる
それが科学で証明されてきました。

私たち僧侶が瞑想を重んじるのは本来、世の中の真理を理解するために「集中力」を向上させることが目的です。
この集中力を鍛えることによってスポーツ選手がよく言う「ゾーン」の状態を自ら作り出すことができるようになりますし、物事を深く考察することができるようになります。
瞑想はすべての人にとって善き効果のあるものです。
ぜひ、実践していただきたいと心から思います。
そして、ここで伝える瞑想はもちろん科学的根拠も踏まえはしますが、それと同時に私は僧侶ですので、修行プロセスから学んだ実践的な方法をお伝えしたいと思っています。
少し長くなってしまいましたので、次回のブログで、具体的な内容、実践方法をお伝えさせていただきます。
※マインドフルネス瞑想 「仏教の瞑想から宗教的なものを削ぎ落とし、科学的に効果があるものだけを残し、あるいはプラスしてできたもの。主に集中力の向上やストレス軽減など、目的は仕事、生活をよりよくする実質的な効果を追求する瞑想法

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