人間の本質を説く「仏教」からマーケティングを考える

みなさん仏教と聞くとどんなイメージを持ちますか?

「お葬式、法事、お布施」

こんなワードが浮かんでくるのではないでしょうか?
仏教と聞いても現代の方は「あまり自分とは関係ない」と思うかもしれません。

しかし仏教の教え、実は資本主義に生きる私たちにとって、とても重要でそして全ての学びの根本となる
「人間の本質」が説かれています。

現代は情報が手軽にみられるようになり
たくさんのノウハウやハウツーが溢れかえっています。

「すぐに、簡単に稼ぐ方法」
「異性にモテるたった一つの方法」
「一瞬で人間関係を良くするテクニック」

など、インターネット上には魅力的なキャッチコピーが乱列しています。

ビジネスに長けた方たちが、人間の本能に刺さる
言葉選びをして求めている方々に
届くよう対策を打っています。

そのようにして本当に良いサービスに
導いてくださるならそれは
素晴らしい行いだと感じます。

しかし、その中には詐欺紛いな商品も存在します。

「すぐに、簡単に、努力せず月々100万稼げる方法があります」

こんな文章に騙されて、何十万円も損した方々が沢山います。


仏教では「簡単にすぐに努力なしに成果を上げられる裏技のような道理はない」と示されています。

そして、努力をしなかったらどうなるかも
わかりやすい比喩にして
教典という方便で教えてくれています。

「若い時に心を育てることなく、または財産を作ることもしなかったならば、魚のいない沼にいる老いた鷺のように悩む」

 ダンマパダ教典

この言葉は2500年前にインドでお釈迦さまが
説かれたものですが、この道理はその時代から
2500年経った違う国、日本でも全くもって同じです。

何気なく暮らしていて、歳を重ねても積み上げたものがなければある時ふと自分には何もないと感じ、相当な虚無感に苛まれ苦しむ。

これは仏教の本の一部の教えですが
このような変わらない本質的な内容が
しっかりと説かれています。

  • 人間の本質的な苦しみは「四苦八苦」である
  • 人は苦しみから逃れ楽を選択する
  • 心は自動的な反応の連続である

など
マーケティングに生きる知恵もたくさんあります。

そんな、とてつもなく実践的で価値ある
仏教の教えを今後もみなさんに
お伝えしていきたいと思います。

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