本日は仏教の基本知識をお伝えします。
仏教は大きく「上座部仏教」と「大乗仏教」の2つに分かれます。
どちらも仏教なのですが、考え方や僧侶の習慣などに違いがあります。
まず上座部仏教とは、仏教をお開きになったお釈迦さまの教え、特に戒律をできるだけ忠実に守ることに重きをおいている派であります。

それに対して大乗仏教とは、お釈迦さまの精神である菩薩行(他のために活動すること)を重視する派であります。
上記はイメージを掴んでもらうため、ざっくりお伝えしています。
少し詳しく箇条書きでお伝えします。
上座部仏教
・信仰されている国
スリランカ、タイ、カンボジア、ラオス、ビルマなど
・お釈迦さま説いたとされる教えに忠実
・戒律を厳守「夕食は口にしない」「女性に触れない」など
・尊像は基本的にお釈迦さまのみ
・大切にされている経典は唱える教典はパーリ語教典
大乗仏教
・信仰されている国
台湾、日本、ブータン、中国など
・お釈迦さまの教えを幅広く取り入れた教え
・戒律は上座部仏教に比べ寛容
・菩薩行(他のために活動すること)を重視
・尊像はお釈迦さまだけではなく、観音さま、お地蔵さまなどさまざま
・大切にされている経典はさまざま
ちなみに日本の仏教は大乗仏教です
国々の価値観に合った仏教がそれぞれで採用されています。

本日は大乗仏教と上座部仏教の違いのお話でした。
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