動画制作の失敗事例

驚異的な成長を見せている動画市場ですが
そんな時代に乗るために動画広告を
導入している企業も増加しています。

しかし、ただ流行りに乗れば
「OK」なんてことはありません。

有名なビール会社のバドワイザーも
Facebookも実は動画制作で失敗した経験があります。

商品の打ち出す箇所を間違え
視聴者が置いてけぼりになっただけでなく
YouTubeの「dislike(低評価)」を集めてしまう事態に…

その失敗の原因は

・視聴者のメリットではなく自己満

・ターゲットを決めずに制作してしまう

・アピールポイントの過度な分散

この3つが挙げられます。

今回はこの失敗のポイント3つを解説していきます。

1視聴者のメリットではなく自己満

動画制作社の趣味が反映されてしまい
まるで作ることだけに
重きを置いているようなイメージが感じられる。

これは動画制作だけでなく
最近、Twitterの企業アカウントも
個人の趣味が大きく反映されており話題になりました。

一体誰に対して発信しているのかを
きちんと考えていかなければ
「炎上」という結果にも
つながってしまう可能性があります。

2 ターゲットを決めずに制作してしまう

この商品・サービスはどんな人に購入して欲しいのか
購入した相手にどんな価値を与えられるのか
という観点は、どのマーケティングにおいても必須です。


ターゲットをどこに絞るかで
動画の内容・見せ方は大きく変わります。

① 20代・女性・未婚・会社員・旅行好き

② 40代・女性・既婚・専業主婦・お菓子作り

両者は年代も違えば、職業、趣味までも異なります。

また、共通点は性別のみ。

女性というだけのターゲットには幅が広すぎて
メッセージ性が薄れてしまいます。
ターゲット選定をきちんと行わなければ
メッセージ性が薄れ失敗してしまいます。

3 アピールポイントの過度な分散

関連性や、共通点の部分を制作時に
疎かにしてしまうと想起する
視聴者が少なく、失敗してしまいます。

Facebook社が放映したCMは
椅子に座る人と椅子が映し出された映像の
最後に「CHAIRS ARE LIKE FACEBOOK」
「椅子はフェイスブックのようなもの」
というメッセージを載せました。

きっと、椅子は世界中どこでも皆が使っている。
つまりFacebookも皆が使っている。
と言いたいのでしょうが
複雑すぎて何を伝えたいのかを
即座に理解することは難しいです。

まとめ

何かに取り組むにあたって、必ず失敗はつきものです。
初心者だから、個人だからとは関係なく
大企業だって、有名企業でも必ず失敗は起こります。

しかし、きちんとターゲットを絞り
制作した動画を視聴者がどう受け取るかまでを
想定して配信していくことが大切です。